NEWS「QUARTETTO」ざっくり感想文

お題「NEWS「QUARTETTO」レビュー」

お題をお借りしての感想文いきます!ちゃんとしたレビューは携帯サイト「Johnny's web」で加藤くん本人が連載「シゲアキのクラウド」で書いてくれてるから是非そちらを!


さて、火曜日にCDショップから受け取ってきて、まずはDVDを再生した。事前の芸能ニュースで流れていたようにストンプ、ボイスパーカッションなどを駆使しながらそれぞれのキャラクターに合った様々な物を使って音を重ねリズムを作っていく様にゾクゾクした。メイキングこそいつも通りのNEWSだが、PVにはアイドルスマイルもサービスのキメ顔もない。ただ真摯に真剣に音を奏で踊る四人がそこに映し出されていた。「QUARTETTO」つまり四重奏、四人になったNEWS、この夏には四人で築いた時間が過去のどんな編成よりも長くなる彼らから発せられる覚悟の音だと、今の自分たちが奏でる音楽はこれだという自信と自負も感じられた。

 

1 「Theme of “QUARTETTO”」

CDのほうは、翌日になって通勤電車で再生した。するとイヤホンから流れてきたのは昨夜DVDで見た「Theme of “QUARTETTO”」ではなかった。アルバムに収録された、これから私が聴くであろう曲がサンプリングされ四人が産み出していた音に重ねられていた。またぞくりとした。ここから始まるアルバムのリードとして確かにこの曲があると思わされた。

 

2「QUARTETTO」

ラジオなどで先行して流されていた曲。なんというか、男らしい、男っぽいな、という感じがする。

 

3「ANTHEM」

CWCの優勝カップがバルサに授与された瞬間金色のテープと共に降り注いだ「ANTHEM」-私は今でもこの曲は1曲だけでもいいからiTunesでDL販売すべきだったと思っている。バルサのオフィシャルツイッターでツイートされた、あの歓喜の瞬間に選手たちが口ずさんでいたサビ、それがチームを応援するサポーターに気軽に手に入る機会があればよかったのに。

 

4「シリウス

CFソングとして先行で部分だけ聞けていた「シリウス」。ツイッターなどで「ぶらじゃーの歌なのに抱いてない」「ワンナイトラブじゃない」と評判だが、歌詞がまたこれまでのワコールCFソングと違う。手越くんのぱきっとした声が切なさをより際立たせているように思う。

 

5「Touch」

NEWS四人揃ったCFと共に私たちの前に現れたこの曲。アラサー男性にそう活用してはいけない形容詞かもしれないが本当に可愛い!CFに伴った、今まで自分が生きてきていた世界にはなかった大々的な展開にも感動した。

 

6「NEWSCOOL」

メンバー紹介ソング!四人の武器が特技が歌詞に見え隠れするこの曲はどんなふうにコンサートで使われるのだろう。

 

7「四銃士

どっしりとアルバムの中心に据えられている感じ。ツアーのアンコール1曲目などでフルオーケストラと共に四人がせりあがってきたりしたら感動で泣けそうだ。せめて東京ドーム最終日だけでもこんな演出になりませんかね?西本先生お忙しいかな…

 

8「Wonder」

1曲目で耳にした「Fantastic4」はこの曲のフレーズだった。「fantastic」を手元の古い辞書でひいてみると「1 とてもすばらしい、すてきな、すごい 2 途方もなく大きい 3 (事・物が)空想的な、奇想天外な、(人・考え方が)気まぐれな、とりとめもない 4 想像上の、根拠のない」とある。(小学館プログレッシブ英和中辞典、1998年発行)今回はまあ1の意味だろう(ちょっと3が捨てがたいと思ってしまったのは秘密)。

NEWSで「fantastic」という単語といえば、四人だけで作った最初のアルバム「NEWS」に収録された「4+FAN」が思い出される。「やっぱ 僕ら ファンタスティック!」と高らかに歌った単語が今度は力強く告げられる。「Fantastic4」と。

ある意味で四人を象徴する単語なのだろうか。

 

9「ライフ」

亀田誠治さん編曲のこの曲もアルバムを支えているように思う。世界は変わる、自分たちも変わっている。でも核の部分に変わらない部分があるよ、と歌っているように感じた。

 

10「チュムチュム」

意外と浮いてない!というのが初聴きの感想。今回のアルバムはシングルの色が強く、なかでもこの曲が異色すぎると思っていたけどこの流れに収まっていると思ったより溶け込んでいるように感じた。まあ、突飛さは消えてないのだけれど。

 

11「Departure」

「出発」の歌だ。加藤くんが雑誌で言っていたように、四人NEWSがそれぞれに力をつけて去年までホップ、ステップ、と歩んできた今年は「ジャンプ」の年なのだろうか。ジャンプして新しいレールから出発していくのだろうか。

 

12「ヒカリノシズク」

闇の中の希望(星)を掴むようなイメージの曲が多いように感じる「QUARTETTO」の中でも象徴的な「ヒカリノシズク」。ドラマ「傘を持たない蟻たちは」のエンディング曲としても、創作に行き詰まり思い悩む純の背中をそっと押していたように感じた。

 

13「LIS'N」

大好き!こういうドツドツいってる曲でガツガツ踊るまっすー超カッコいいと思う。昔ハマっていた某四人組系統の血が騒ぐ。

 

14「愛のエレジー」

柔らかなのにどこか寂しげな小山くんの歌声にはこういう歌詞が似合う。似合うけどそろそろ幸せを掴んで欲しい。

 

15「星の王子さま

ストーリーテラー加藤くんの本領発揮という感じ!スパイシーな、あまり融和しない加藤くんの声が言葉を際立たせている。内藤訳を読みながら聴きたい。

 

16「Encore」

手越くんの声が歌詞の世界に生かされた曲だと思った。でも、君もそろそろ幸せになろう(笑)


昨年7月にNEWSにハマった私にとっては今回のアルバムを引っ提げたこのツアーが初めてのNEWS体験になる。どんなコンサートになるのか、正直今から落ち着かない。

 

 

 

 

 

 

余談だが「QUARTETTO」を聴きながらNEWSでゴスペラーズ「東京スヰート」を聴いてみたくなった。「QUARTETTO」のパート高低の入れかわりかたにゴスペラーズのにおいを感じたからかもしれない。

「今夜は 今夜は 眠れそうにない 浮かべた銀の涙に」を加藤くん、「君の愛 僕の愛 それぞれの誓い 変わらない光を映すよ」は手越くん、「Stay with me,darlin」は小山くん、「果てしない夜に二人の愛を 知りたい 知らない あなたを」は増田くん…と一人で脳内再生して楽しんでいる。

この曲はゴスペラーズの大ヒット曲「ひとり」のカップリングナンバーで、2枚あるベストアルバム「G10」「G20」の両方に選ばれ、ファンの間で人気の高い曲のひとつでもある。興味があったら是非聴いてみてほしい。

(それからシングル「パスワード」に収録された3曲は「パスワード」をKAT-TUNに、「シークレット」をNEWSに、「LOVE MACHINE」を関ジャニ∞にカバーして欲しい…!絶対各グループ似合うと思う)


書き上げるまでほかの方の感想とかレビュー我慢してたんでこれからいっぱい読みにいくんだ!あとキンプリチケット取ったから行ってくる!